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Mplus 2

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フリーフォント Mplus TF1 を暫定公開しました

GitHub にてデザインの見直しを続けている M+ FONTS の正式公開前の暫定版として、Mplus TF(TESTFLIGHT)1 フォントを公開しました。

このフォントには GF Latin Plus 欧文文字セットとかな文字、基本的な記号類の 836 文字と、常用漢字、JIS 第 1 水準漢字、JIS 第 2 水準漢字の一部(2,264 文字)の漢字 5,233 文字、合計で 6,069 文字が含まれ、それぞれ Thin から Black までの 7 ウェイトがあります。

DOWNLOAD

用途と使用環境に応じて OpenType と TrueType の 2 種類を用意しました。もちろん無償でダウンロードすることができます。

LICENSE

ライセンスは今後公開される予定の正式版と同様に SIL Open Font License となります。このライセンスを保持する場合に限り、フォントの使用、改変、そして改変の有無にかかわらず再配布、ドキュメントへの埋め込み、パッケージ化しての販売などを無償で自由に行うことができます。

今までの M+ FONTS との比較

従来の M+ FONTS(OSDN)のかな文字と英数字の 1 文字ずつのデザイン品質を高めるとともに、1 つの行になったときの流れ、1 つの段落になったときの塊りとしての佇まいを見直しました。ご覧いただいているこの文章でも webfont として使用しています。漢字については従来のデザインをそのまま流用しています。

下の画像は Mplus TF1 Regular の使用例です。ポインターを画像にのせると、従来の M+ 1p regular に切り替わります。ぜひ見比べてみてください。

Variable fonts?

漢字以外のグリフについては Variable fonts への対応が完了しています、ぜひお試しください。

Aaあ

最後に…

早いもので、最初の M+ FONTS の英数字とかな文字が完成してから 15 年以上経ちました。その後はとにかく漢字を揃えることに夢中になって、正直なところデザインを見直す作業が疎かになっていました。今、Google の支援をいただいて念願の修正作業を進めています。最終段階の確認用にとりあえず従来の漢字を組み合わせた暫定的なフォントではありますが、今まで M+ FONTS をご利用されていた方はもちろん、敬遠されていた方にもご利用いただいて、もしよろしければご感想をいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。